円を編んでいくと、あれ?目が増えている・・・あれ?目が減っている・・・など、ちゃんと編んでいるはずなのに目数が合わなかったりします。
間違える場所、悩む場所は皆さん一緒の場所です。人それぞれではありません!
これから円編みを編もうとしている方、編み始めたけど上手くいっていない方、ぜひ、参考にしてみて下さいね。
円の編み方・やり方ポイント!
1段目の細編み最後の目の数え方
1段目最後の細編みを編み終えたら数を数えます。
編んだ数と照らし合わせて編み図と同じ数があれば大丈夫。ただし、1目めの手前の目が緩くなっているとわかりにくいので、最初の輪の作り目の後の立ち上がりの鎖目はしっかり締めておきましょう。
初心者の方は7とか6とか後ろから数えた方がわかりやすいです。
(6目スタートの編み図の方が多いですが、この図は7ピッチの7目スタートですみません)
1段目の最後の引抜き編みのやり方
1段目最後の引抜き編みをするところです。
悩むポイント!
皆さん、針の刺し位置に悩まれます。
1段目の1目めの細編みに針を入れて引抜き編みをします。
2段目の立ち上がりの鎖目の編み方
2段目の立ち上がりの鎖編みをするところです。
間違いやすいポイント!
編み目には針を刺しません。
くさり編みはこのまま針に糸をかけて編みます。(初心者さんはこのとき編み目に針を刺したくなるみたいです)
ごちゃごちゃ書いてわかりずらくてすみません。
混乱したのは私だけかもしれませんが、引抜いた目のときに実際に引き抜いた目は立ち上がりの鎖目になります。
ここで立ち上がりの鎖目を編むと、そしてその目は次の細編みの頭になります。
では引き抜いた目はいつ出来たのか?最後の細編みを編んだ時に出来た目なんです。編み目の呼び名は、そのときに編む行為をして出来た目を言うんですね。
やっていることと呼び名が1個づつズレていますよね?ややこしくないですか?わたしだけですかね?(笑)
2段目の最初の増し目の編み方
2段目の細編み2目編み入れるを編むところです。
前段の1目に対して2目づつ編んでいきます。
間違いやすいポイント!
1目めの針を入れる場所は、前の段の1目めの目です。立ち上がりのくさり目の根元に針を入れます。少し横に引っ張ると少し広がるところです。
ここで隣の2目めに入れてしまうと目が減っていってしまいます。
1目が編み終わったらマーカーで印をつけておきましょう。(毎段忘れずにやりましょう)
『細編み2目編み入れる』という増し目なので、2目めも同じ穴に針を刺します。この穴には引抜きから合わせると3回針を刺したことになりますね。
2段目の二つ目の増し目の編み方
二つ目の増し目の1目めは細編みでいうと“3目め”ですね。
ここは次の目に針を刺して下さい。
そして同じくこの目にはもう一回細編みを入れます。
その後も同じように1目に対して2目づつ細編みをしていきます。
2段目最後の引抜き編み
間違えやすいポイント!
2段目の最後の引抜きを編むのに針を刺す目に気を付けて下さい。初心者の方の90%以上の方が間違えます。
2段目の最後の『細編み2目編み入れる』が編み終わったら目を数えてみて下さい。
6ピッチなら12目、7ピッチなら14目あればOKです。
ついつい前段の引き抜いた目(グリーンの目)まで編みたくなります。
下の画像のグリーンの目とパープルの目には編みません!ここを編むと目が増えてしまいますので十分注意して下さい。
まとめ
円編みを編むときに、皆さんが必ず間違える場所、悩む場所の編み方を解説しました。
これから円編みを編もうとしている方、編み始めたけど上手くいっていない方、ぜひ、参考にしてみて下さいね。