ニットデザイナー“chassa”のプライベートブログです。編み物というよりアパレルのニットと毛糸のことを中心に、日々の生活の健忘録も兼ねて(笑)気長にのんびりつづっています。

ボーダーニットにグラデーションを重ねるシュミレーション

投稿者 CHASSA  2013年10月15日 (火)

 

わたしは自分でデザインしているニットの子供ブランド以外にも、他にデザイナーさんがちゃんといるブランドのニットデザインのフォローをするお仕事もしているのですが、今日はそちらの依頼で、こちらのボーダーグラデーションのシュミレーションを作りました。

 

近頃、巷ではヘアスタイルでも毛先10cmくらいだけピンクにしていたり、洋服以外にも漬け染めグラデーションが流行っていますが、このグラデーションはファッション業界では数年ごとに浮上するトレンドであります。

無地のものを染める単純なものでもかわいいですが、ボーダーやチェックに重ねたり、
はたまた花柄に重ねたり・・・とアイディア次第で色々なデザインが出来ます。

今回はボーダーに同系色のカラーを重ねるっていう依頼です。
こんな感じでお色の指示をいただきました。

 

まずはボーダーを指定のピッチで書きます。

そしてグラデーションも書きます。

 

はい、そして重ねるときに注意するのは、ボーダーの色と漬け染めする色の濃度の関係です。

ボーダーが淡色と淡色の場合はボーダーの上にグラデーション↓のレイヤーを上に重ねればよいのですが、今回のように片側が濃色の場合はボーダーの場合はグラデーションを上にするとボーダーの濃色が薄まってしまいますね、染色の場合はここの部分が薄まったりはしないので、薄まってしまっては困ります。

 

はい、そこでどうするのか?

濃色のボーダーだけ切り抜いてシャドーの上に重ねます。

 

一番上 ボーダーの濃色ライン

真ん中 グラデーション

背景 淡色のグランドカラー

 

ってな具合です。

はい、ご指定の3色が出来上がりました。

同系色のグラデーションなのでオーソドックスな感じになりましたが、これもどんな糸で編んだニットに色を乗せるか?で最終的な出来あがりは様々です。

ハイゲージ(細い糸)ならキャリアっぽくなりますし、わりとこの紙のシュミレーションのイメージに近いまま上がりますが、ローゲージ(太い糸)ならカジュアルになり、紙で見るような地味さはなくなります。

糸を読み取ると編み地までシュミレーション出来るソフトもあるのですが、
わたしは持っていないのでこんな感じでやっています。 

手編みのボーダーニットに漬け染め(ディップダイ)してもかわいいですよ!

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