ニットデザイナー“chassa”のプライベートブログです。
こちらはかぎ針や棒針の手編みの基礎から専門的な毛糸の知識などご紹介しています。小物の作り方では【30分で出来る!】~【1日で出来る!】までの簡単なものをご紹介していく予定です。

番手換算式は色々あります

投稿者 CHASSA  2010年11月11日 (木)

 
一言で番手と言っても、番手には色々種類があります。はじめての方はよくわからないですよね?
 
番手には色んな計算式がありますので、全部ともなると業界人と言えども実際ワケわかりません!(笑)
 
しかも綿番手やデニールで言われたってゲージなんてピンときません!(笑)
 

 
なのでこんな一目瞭然な番手換算式表があります。
 

綿番手 毛番手 麻番手 デニール デシテックス
綿番手 ×1.7 ×2.8 5315/綿番手 5905/綿番手
毛番手 ×0.7 ×1.65 9000/毛番手 10000毛番手
麻番手 ×3.5 ×0.6 14880/麻番手 16535/麻番手
デニール 5315/デニール 9000/デニール 14880/デニール ×1.11
デシテックス 5905/デシテックス 10000/デシテックス 16535/デシテックス ×0.9 1

 

色々使うとゲージを考えたりするのにややこしいので、通常は毛番手以外の表示のものを、

わかりやすいように毛番手に換算します。

沢山書いてあるけど、実際よく使う番手換算式は毛番手にする計算式だけです。
オレンジの文字のものです。

 

■毛番手への換算式

綿番手 × 1.7 =毛番手
9000÷デニール =毛番手

この二つをまずは覚えましょう!

■綿番手から毛番手に換算する場合

単糸以外の番手は、単糸に換算してから計算します。

30/ 2 というのは 30/1 が2本で成り立っているので、単糸換算するなら 15/1 。

とか・・

2/48 なら 1/48 が2本で成り立っているので、単糸換算するなら 1/24 。・・・ってことね。

単糸換算が終わったら、
分数の大きい文字の方の数字に計算式を当てはめます。
綿番手 × 1.7 =毛番手

綿番手の 15/1 ならば、15×1.7=22.5 となり、毛番手 1/22.5 ということ。

 

■デニールから毛番手に換算する場合

9000÷デニール =毛番手

300デニールならば 9000÷300=30 となり、毛番手ならば 1/30 ということ。

 

■総合番手の出し方

1種類の糸のときは毛番手がわかれば十分なのですが、複数の異なる糸を一緒に編む場合はいったいどんな太さになるのか?わからないので、総合番手ってものを計算してあげるんですね。

そのときは番手同士では足し算が出来ません!!
足し算が出来るのはデニール同士だけなので、単位を一旦デニールに揃えてから計算します。

デニール同士の足し算
デニール+デニール=総合デニール

例えば、300デニールと、100デニールを足すなら、単純に400デニールです!

そして最後に毛番手に換算して戻します。

9000÷デニール =毛番手

 

では毛番手や綿番手をデニールに換算するにはどうするのか?

9000÷毛番手 =デニール
5315÷綿番手 =デニール

と、それぞれ計算式があります。

ひとつひとつ見て行きましょう!

■毛番手をデニールに換算する場合 

9000÷毛番手 =デニール

毛番手1/30 の場合は 9000÷30=300 で、300デニールとなります。

 

■綿番手をデニールに換算する場合 

綿番手→デニール で一回で計算する方法と、
綿番手→毛番手→デニール で二工程で計算する方法の二通りあります。

例えば、綿番手 30/2 を デニールにするとします。

綿番手→デニール では

まず 綿番手 30/2 を単糸にして・・・15/1 となり、
計算式は 5315/デニール なので、
5315÷15 =354.3デニール となりますが・・・

綿番手→デニール は使用頻度が低いので覚えなくてよいです。

面倒くさいようでも計算式を二工程で計算する方法を覚えましょう!

綿番手 × 1.7 =毛番手)(9000÷毛番手 =デニール)の合わせ技の
綿番手→毛番手→デニールで計算していきましょう!

まず 綿番手 30/2 を単糸にして・・・15/1 となり・・・までは一緒ですね。

計算式 綿番手 × 1.7 =毛番手 なので、
15 ×1.7 =毛番手 1/25.5 となり・・・

計算式 9000÷毛番手 =デニール なので、
9000÷毛番手 25.5 =352.9デニール となります。

因みに計算式が四捨五入されているため、一工程の計算とは多少の誤差が出てますが 気にしなくて大丈夫です。

 

■いつでも最後は毛番手にしておく

冒頭にも書きましたが、綿番手やデニールの数字で言われてもゲージ感がピンときません。

なのでデニールで足し算した場合でも、

いつも最後には感覚的にわかりやすい毛番手に換算します。 

9000÷デニール =毛番手

そして毛番手ならば、どのような番手なら何ゲージ何本取りで編めば良いか?
すぐにピンとくるように経験を積んで行きましょう!

 

■まとめ

説明するのって難しい・・・どうだろう?わかったかな???

ようするに・・・

こちらの三つだけ覚えていれば、あとはやり繰り出来るので、他は覚えなくて大丈夫です! って話しです。

絶対必要な番手計算式

綿番手 × 1.7 =毛番手
9000÷デニール =毛番手
9000÷毛番手 =デニール

 

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