卓上織り機を徹底比較☆一番簡単で使いやすい機織り機はどれ?

ここでは小さな子供から大人まで楽しめる簡単な織り機をまとめてご紹介しています。歴史ある外国のおもちゃの木製、日本製のプラスティック、紙製など素材、綜絖の有無、織り巾など全面から比較!

それぞれの特徴や作れるモノをみていきましょう♪

織り機の選び方のポイント

・織り巾

・本体の材質

・綜絖(ソウコウ)の有無

*綜絖(ソウコウ)は経糸を1目おきに上下に開いてくれる部位で、綜絖があると1段ごとに一気に織れるのでスピードは上がります。

出典:つくりら
綜絖がないものは経糸を一目一目を上下するように手ですくいながら織りますが、柄を入れる場合は綜絖があっても同じ作業が必要です。
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織り機の幅から選ぶ!おすすめ織り機

まずは、作りたいものが作れる大きさの織り機を選んでから、織り機本体の材質などを決めます。大きなものは綜絖がありますが、小さなものは綜絖がないタイプ綜絖あるタイプの2種類あります。

織り巾が16~18cmくらいまでのものしか織らない方

コースターやポーチ、ネクタイ、文庫本カバーなど、ごく小さなものしか織らない人なら、綜絖はあってもなくてもいいと思います。無ければ無いで、小ぶりで扱いやすいメリットもあります。

綜絖(ソウコウ)なしタイプ

木製ならニック社のロッテかヘルムート・ミューラー社のの二択。プラスティックならエオリア(絵織亜)ミニがおすすめです。

ニック社のロッテ

サイズ 本体 27×20cm 織巾 18cm

ヘルムート・ミューラー社

サイズ 本体 28.5×19cm 織巾 16.5cm

卓上 織り機(手織機) エオリア(絵織亜)ミニ

幅19×奥行21.5×高さ3.5cm 織巾 16cm

綜絖(ソウコウ)ありタイプ

木製ならニック社スージーイネス。織り巾はスージー17cm、イネス19cmと、あんまり寸法差がないのでイネスが一番人気です。

プラスティックなら「卓上 織り機(手織機) エオリア(絵織亜)ポータブル」もおすすめです。

ニック社のイネス

サイズ 本体 35×22.5cm 織巾 19cm

卓上 織り機 (手織機) エオリア(絵織亜)ポータブル

幅19.5×奥行29.5×高さ2.5cm 織巾17cm

織り巾が19cm以上26cm以下のものが織りたい方

少し大きなものが織りたいのならヘルムート・ミューラー社になります。織り巾26.5cmなのでポーチ、文庫本カバー、マフラーなどが作れます。綜絖(ソウコウ)ありなので素早く織れます。
サイズ 本体 46×35cm  織巾 26.5cm

織り巾が26.5cm以上のものが織りたい方

大きなものが織りたいのならニック社ユッタになります。織り巾40cmまで織れるので、バックや小さめのクッションカバー、広めのストールマフラーなどが作れます。綜絖(ソウコウ)ありなので素早く織れます。
サイズ 本体 45x43cm  織巾 40cm

材質で選ぶ!織り機3タイプ

昔から愛される外国の木製おもちゃ

ドイツや北欧では木製の織り機のおもちゃがポピュラーのようです。

木製のメリットは織り途中で置いていてもおしゃれなところ。

少しは汚れたり傷もつくけど、そんなものは味となり、長持ちするところ。

木製の中にも、綜絖(ソウコウ)があるタイプ、綜絖(ソウコウ)のないタイプがあります。

ドイツ ニック社の織り機

ニック社の木製おもちゃの織り機は、ユッタ・スージー・イネス・ロッテ の4サイズあります。

もともとBORN社が作っていたものを2000年に買い上げた商品で、ニック社としての歴史は古くありません。(今回調べてもBORN社時代の歴史はわからなかったです)

妥協のない丁寧なもの作りとして知られるニック社は、自社製品になってからも細部に改良を加えているそうです。

色付けは無害な色 素を使用し、水性ラッカ ーで仕上げています。ヨーロッパ の安全規格 C Eの基準をクリアしています。

ユッタ

サイズ 本体 45x43cm  織巾 40cm
綜絖(ソウコウ)あり

イネス

サイズ 本体 35×22.5cm 織巾 19cm
綜絖(ソウコウ)あり

スージー

サイズ 本体 30×19.5cm 織巾 17cm
綜絖(ソウコウ)あり

ロッテ

サイズ 本体 27×20cm 織巾 18cm
綜絖(ソウコウ)なし

ドイツ ヘルムート・ミューラー社の織り機

1899 年創業のミューラー社の木製おもちゃの機織り機は大・小の2サイズあります。

色付けは無害な色 素を使用し、水性ラッカ ーで仕上げています。ヨーロッパ の安全規格 C Eの基準をクリアしています。

サイズ 本体 46×35cm  織巾 26.5cm
綜絖(ソウコウ)あり

サイズ 本体 28.5×19cm 織巾 16.5cm
綜絖(ソウコウ)なし

日本製のプラスティックの織り機

プラスティック製のメリットは、汚れにくい軽い

そこそこ長持ちすると思うけど、黄変したり古臭さが出てくるような気がします。

プラスティック製の中にも、綜絖(ソウコウ)があるタイプ、ないタイプがあります。

クロバー ミニ織り

織りサイズ(約):幅13×長さ13cm
綜絖(ソウコウ)なし

クロバー ミニ織り(ツイン)

織りサイズ(約):幅27×長さ13cm(織り機をつないだ時)
綜絖(ソウコウ)なし

卓上 織り機 (手織機) エオリア(絵織亜)ポータブル

幅19.5×奥行29.5×高さ2.5cm 織巾17cm
綜絖(ソウコウ)あり

卓上 織り機(手織機) エオリア(絵織亜)ミニ

幅19×奥行21.5×高さ3.5cm 織巾16cm
綜絖(ソウコウ)なし

日本製の紙製の織り機

紙製はいずれも綜絖(ソウコウ)がないタイプです。紙タイプのメリットは安い、簡単そうに見える(笑)ってところでしょうか。

「おりぼー」は経糸にも極太糸を使ってザクザク織れるので、帽子(とバック)用と限られた用途ではありますが、極太糸が経糸に使えるのは他では出来ないメリットです。

ハマナカ ミニ織り機<角型>

本体 17cm×24.6cm
コースター程度の大きさが出来ます。2枚合わせて小物入れは作れそうですね。綜絖(ソウコウ)がないタイプですが、小さいのですぐに織れます。

ハマナカ ミニ織り機<丸型>

コースター程度の大きさが出来ます。2枚合わせてファスナーをつければコインケースくらいは作れそう。綜絖(ソウコウ)がないタイプですが、小さいのですぐに織れます。

ハマナカ おりぼー(大人用) 

極太毛糸で大人用の帽子やバックが織れる大きさです。綜絖(ソウコウ)がないタイプですが、極太糸なのですぐに出来上がると思います。

ハマナカ おりぼー(子供用)

極太毛糸で子供用の帽子やバックが織れる大きさです。綜絖(ソウコウ)がないタイプですが、極太糸なのですぐに出来上がると思います。

まとめ

織り機の選ぶポイントは「織り巾」「綜絖(ソウコウ)の有無」「本体の材質」です。

ここまできても悩まれてしまう方は、まずは一つ使ってみると、自分の好みもわかってきます。

使ってみないと綜絖の意味もわからないと思いますので、まず1つめは綜絖(ソウコウ)ありでオシャレな木製のイネスをおすすめします。

当面はこれで十分楽しめると思います。

ニック社のイネス

サイズ 本体 35×22.5cm 織巾 19cm
綜絖(ソウコウ)あり

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