棒針編み始めるのに必要な「基本の編み物道具」と「あったら便利なツール」

棒針編み始めるのに必要な道とあったら便利なものをまとめました。

棒針編みの編み物をはじめようと思うけど、最初はどんな道具が必要なのかな?

100均に売っている道具でもいいのかな?

店舗や通販でちゃんとした道具を買った方がいいのかな?と悩んでいませんか?

このページでは棒針編みで必要な道具を、どんなときに使う道具なのか?必ず必要か?代替えはあるのか?百均のでもいいのか?まとめました。

棒針編みの道具について知りたい初心者さんは、ぜひ参考にして下さい。

棒針編みで必ず必要な道具

棒針編みに必ず必要な道具は4つです。

  • 棒針
  • とじ針
  • ハサミ
  • メジャー

それぞれ詳しく説明していきます。

棒針(4タイプ)

編み針の棒針は色々種類があって、初心者さんにはちょっとややこしいです。

  1. 編むものに合わせて形状5タイプから選択
  2. 編むものに合わせて長さを決める
  3. 毛糸の太さに合わせて針の太さ(号数)を決める

それぞれ詳しく説明していきます。

玉付き2本針

両端に玉が付いているので、編み目を寄せても落ちないので、マフラー平編みのセーターを編む場合には一般的に利用するのはこちら。

  • 針の号数(サイズ)が沢山ある
  • 長さが通常と短いミニの2段階ある

玉なし4本針

輪編みのセーター帽子など輪のものが編める。4本か5本かは好み。

片側を編み針キャップで止めれば、(少し邪魔くさいが)2本針としても使用出来る。

  • 針の号数(サイズ)が沢山ある
  • 長さが通常と短いミニの2段階ある

玉なし5本針

輪編みのセーター帽子など輪のものが編める。4本か5本かは好み。

片側を編み針キャップで止めれば、(少し邪魔くさいが)2本針としても使用出来る。

  • 針の号数(サイズ)が沢山ある
  • 長さが通常と短いミニの2段階ある

輪針

編み方を勉強すれば平編みも編めるが、一般的には輪編みのセーター帽子など輪のものを編む編み針。

  • 針の号数(サイズ)が沢山ある
  • 長さが通常と短いミニの2段階ある

とじ針


編み終わった後の糸始末に使用する。

ハサミ

毛糸を切るのに必要。

メジャー


メジャー Black Mary ワンタッチ 1.5m 

編み幅や長さの寸法を測るのに必要です。小さく平面の作品なら定規でもOKです。

棒針編みであったら便利なおすすめ道具

棒針編みにあったら便利な道具もいろいろあります。思いつくところで6つご紹介します。

  • 編み物ゲージスケール(定規)
  • 段数マーカー
  • 段数カウンター
  • 棒針用キャップ
  • 縄編み用針
  • ほつれ止めピン

詳しく説明していきます。

編み物ゲージスケール

編み物をする際に最初にする作業が「ゲージをとる」こと。

ゲージをとるとは

自分の手で編んだときに、10cm×10cmの間に横目が何目、縦目が何段あるか?を確認する作業です。

ゲージの目的は使用の針サイズで希望の度目になっているか?調べることにあります。

本来ですと度目には好みがありますし、作品によっても詰まった編地がよい場合もあるし、ゆるい編地が良い場合もあるので必ずしもメーカー推進ゲージに合わせる必要はありません。

ですが編み図がある場合は、指定のゲージで上げないと出来上がりの寸法が変わってしまいます。

ご自分で目数の調整が出来ない方は、指定のゲージで編めるように針サイズを変更します。

そのため、編み物をされる方は編み針をセットで持っています。

段数マーカー

長い丈のものを何段まで編んだかな?と何度も最初から数えるのは大変です。

10段ごととか、20段ごととか自分のルールで印をつけておくと、あとから数えるときに楽に数えられます。

あとから必要な目などに印をつけておく場合にも使います。

安全ピンで代用してもOKです。

段数カウンター

編み終わった段を数えておくものです。

持っていない場合は、紙に正の字書いてもいいです。

段数カウンターにしろ、紙に書くにしろ、「あれ押したっけ?」「いま書いたっけ?」となるので、「段数マーカー」の代わりにはなりません。

両方あれば完璧ですが、どちらかだけと言うのなら、「段数マーカー」の方があった方がいいと思います。

「段数カウンター」は持っていない人も多いし、無くても大きな問題はありません。

棒針用キャップ

編み物を中断するときに、目が針から落ちないように針先を止めておくキャップです。

玉なしの棒針でも、片側を編み針キャップで止めれば、(少し邪魔くさいが)2本針としても使用出来ます。

縄編み用針

アラン柄などケーブルの交差柄をつくるときに、休めておく編み目をかけておくものです。

交差柄のない編み組織の場合必要ありません。

ほつれ止めピン

作品によって途中で編み目を休めておく必要があるときに使います。

よく出てくるのはセーターの肩など二股になるような箇所で使われます。(襟ぐりから肩にかけて左右二股に分かれて編むので半分休める)

スチームアイロン

スチームアイロンの出番は本来は2回あります。

  1. ゲージを編んだあとスチームアイロンでセットします。
  2. 作品が完成したあともスチームアイロンでセットします。

*手芸の人はブロッキングというらしいですが、繊維業界ではセットといいます。

些細なサイズが気になるようなものは、とくに(1)のゲージ編地にかけるスチームアイロンが大切ですが、マフラーなら少々長かったり細かったりしても使えるので、スチームアイロンかけなくてもまあ可能です。

アイロンを持っていない場合は、鍋でお湯を沸かして全体に蒸気を当てればOKです。

編み物道具は100均のでもいい?

毛糸や編みもの用品が百均のキャンドゥ、 セリア、 ダイソーにも沢山売っていますよね。それでも問題ないのでしょうか?

編み針以外は百均のでOK

編み針以外は百均のでOKだと思います。

段数マーカー段数、カウンター棒針用、キャップ縄編み用針、ほつれ止めピンは見たこと無いですが、ハサミ、メジャー、とじ針は売っています。

棒針だけはクロバーがおすすめ

棒針も最初は100均のでいいんじゃないの?って思うかもしれませんが、編み針だけはおすすめしません。

おすすめしない理由は編みづらいからです。

ただでさえ慣れないと編みづらいのに、編み針まで編みづらかったら、スイスイ編めないしキレイに編めません。

出費にはなってしまいますが、クロバーの匠がだんぜん編みやすいです。

まとめ

棒針編みで必ず必要な道具と、あったら便利なおすすめ道具をご紹介しました。

  • 棒針(必須)
  • とじ針(必須)
  • ハサミ(必須)
  • メジャー(必須)
  • 編み物ゲージスケール
  • 段数マーカー
  • 段数カウンター
  • 棒針用キャップ
  • 縄編み用針
  • ほつれ止めピン

100均のでもいいですが、売っていないものも多いです。

棒針は100均にも売っていますが、逆に棒針だけは竹製のちゃんとしたものが編みやすいので、お財布が許せばちゃんとした編み針を購入するのがおすすめです。

必要な道具をそろえて、さくさく沢山編んで下さいね♡

 

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