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猫カフェより癒される猫オフィスで商談

 

うわさの「古くて新しい草木染め “ボタニカル・ダイ” 」の染色加工メーカーさんにお邪魔して参りました。ボタニカル・ダイってどんな染色なんでしょう?昔ながらの草木染めとは何が違うのでしょうか?

事務所の中には植物や染色に関する膨大な量の書籍がズラーっと並ぶ本棚を通り抜けて商談室に。商談室はここは “生活の木” か?はたまた ここは“NIHONDO” か?って感じに、ハーブとか薬草みたいなものの瓶がこれまたズラーっと。

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後ろの棚には植物と染料液の入ったカラフルな瓶が並んでとってもきれ~い。

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ボタニカル・ダイとは、植物の花、葉、茎、樹皮、果皮、または鉱物から染料を抽出し、繊維と天然染料の間にタンパク質からなる 糊を生地に平均的に吸着させ、少量の科学染料を配合することにより、媒染剤を使わずに堅牢性を上げ、鮮やかな発色を可能にした、まったく新しい染色技術だそうです。

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せっかくの天然の染色に、少量でも化学染料を使っていることに、私自身は最初、少々戸惑いがあって、天然染料(きれいな色)にこだわる為に無理に有害な化学染料などで染色されているのではないか?など、ちょっと失礼そうな話まで、つっこんで質問してきてしまいましたが、快くお答えいただいてきました。

通常の草木染めに使用される媒染剤はタンニンが多く茶色く色がくすんでしまいます。くすんだ色合いが魅力の場合もありますが、汗をかくと変色してしまったり、洗濯の堅牢度が悪いので、そこは問題でした。また、媒染剤は金属をたくさん含んでいるので、水や土壌など、地球の仲間たちに有害な染色方法なのだそうです。

なので、特に有害な染色ではありませんが、そもそもは、エコロジーを一番の念頭にあるわけでなく、植物で染めた色を身につけたり、植物といかに寄り添って私達の生活で愉しんでいけるか?考え方、季節、月度を商品で感じてもらえるか?という気持ちで、この染色をご提案されているそうです。

なるほど~。素敵ですね!

 

さて、この日は何の為にお伺いさせていただいたのかというと、春夏物のニットストールの植物染めの色目を選びにきました。

例えば、花びらの部分でピンクに染めて、おしべで黄色に染めて、葉っぱでグリーンに染めるなど、同じ植物から色んなお色がとれるんですね。

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植物のもつ効能などの書籍も沢山見せていただいて、素敵なお色をいくつか選んできました。(すみません、まだ発表出来ないんです)

そのうち毛糸も染めてもらいたいな~。ま、ストールも編む前は毛糸なんですがね。。。

色を決めていたら「にゃ~ん」と麗しいお声が・・・
そうこうしていると、なんと商談テーブルの上にニャンコさんが登場!!

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書類の上を滑りながらお客様にスリスリ、ペロペロご挨拶してくれました!

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猫カフェよりサービスがよくって(笑)たまりません。

こはくちゃん!!めっちゃかわいかったなー。

 

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