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寸法調整しながら希望サイズで編む !長編みのベビーかぎ針編み帽子の編み方

こんにちは!キットアメルです。

今回は、かぎ針編みのベビー用帽子のオリジナルサイズの編み方を解説していきます。

You Tube や ウエブ上に沢山の編み図が出ていると思いますが、自分で編むとそのようなサイズにならない事もありますよね。

同じ毛糸なら針のサイズと自分の手加減で調整すれば良いですが、手配出来る毛糸が同じじゃない場合は自分で目数調整が必要です。

自分で計算するのは、少々ややこしいかもしれませんが、一旦理解してしまえば、これからは編み図がなくても自分で色々編めますし、調整に頭を使うくらいなら、どうせならここで覚えてしまいましょう。

オリジナルの編み図を作りたい方違うサイズに編み図を寸法調整したい方は、ぜひ参考にして下さい。

使った毛糸と編み組織

ベビー帽子の主流の長編み

赤ちゃんのお帽子は、長編みで編んでいる方が多いようです。細編みより柔らかくて赤ちゃんには良さそうですね。

ということで、編み組織は長編みで想定して説明していきます。

並太クラスのベビー用毛糸を使用

説明画像ではハマナカ かわいい赤ちゃんで編んでいます。

似たような太さであれば、他の毛糸でもかまいません。

>> ベビー用帽子などにおすすめ毛糸のまとめ

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1.ベビー帽子の頭回り目数を決める

10cmゲージ横目数から計算して、頭周りに必要な目数を出します。

私の場合O子さんの場合を例題として、色分けつきで説明していきますので順に見て下さい。

1.赤ちゃんの頭周り寸法を確認

赤ちゃんが目の前にいる場合はメジャーで測ります。
居ない場合は【ベビーの頭周り寸法表】にて赤ちゃんの寸法を探します。
月齢 男の子(cm) 女の子(cm)
0ヶ月 33.3 33
1ヶ月 36.4 35.7

2ヶ月以降の表全体が見たい場合はこちらのページをご覧ください。

>> 赤ちゃんの頭周り寸法と目数の求め方

私は0ヶ月の女の赤ちゃんに編みたいので33cmでした。

O子さんは今回1ヶ月の女の赤ちゃんに編みたいので35.7cmでした。

2.使用する毛糸でゲージを取り、横目数を確認

ゲージ面倒くさい・・・ですよね。私はあんまり取らない派です。

でも、赤ちゃんのものは、さすがにとらないと寸法が心配です。

丈は10cmも編まなくていいです。横が25目くらいで長編み3段編んでみて下さい。

そして3段目の真ん中で横10cm間に何目あるか?数えて下さい。

私はゲージ10cm間の横目数が“20目”でした。

O子さんはゲージ10cm間の横目かが“22目”でした。

こちらのベビー用のウール混毛糸を5号針で編んだなら19~22目くらいかと思います。

それ以上、以下の場合はキツすぎるか、緩すぎていると思うので、針を変更しましょう。

3.頭周り寸法を決める

編地の厚みによる外周と内周の差のゆとりをプラスして頭周り寸法を決める。
合太~並太の場合で、(1)の数字+2.5cmくらいでいいかな?と思いますが、赤ちゃんの大きさが心配な場合は、さらにプラスした方が安心かもしれません。

私は33cm+2.5cmで35.5cm。

O子さんは35.7cm+2.5cmで38.2cm。

4.頭周り目数を決める

【頭周り目数表】の上段から、(2)の自分の横目数を探し、【頭周り目数表】の左列から(3)で出したゆとり入りの頭周り寸法に近いもの(小さいより大きいもの)を探して、それぞれが交差している数字を探します。

【頭回り目数表】

表の上段=ゲージの横目数
表の左列=ゆとり入り頭囲(頭囲+2.5cm入れたあとの数字)

cm\目 20 20.5 21 21.5 22
35 70 72 74 75 77
36 72 74 76 77 79
37 74 76 78 80 81
38 76 78 80 82 84
39 78 80 82 84 86
48 96 98 101 103 106

表は今回必要な部分だけ抜き出しています。35cm以下、48cm以上や、20目以下、22目以上が見たい場合はこちらのページで表全体をご覧ください。

>> 赤ちゃんの頭周り寸法と目数の求め方

横目数20目の私は、35.5cmに近いのは36cmで、72目必要ということになります。

横目数22目のO子さんは、38.2cmに近いのは38cmの84目か、39cmの86目必要になるのですが、後々の縮みや赤ちゃんの成長も考えて)、39cmの86目にすることにしました。

追記
サンプル試作して感じたのは、ゲージを取ったときより少し手がきつくなると小さくなって、かぶれない事になってしまうので、さらに少し大きめで編んだ方が良さそうだと思いました。

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2.帽子のクラウンの形を考える

最終的な頭周りの目数が決まりましたので、次は編みはじめのトップの円編みの目数を決めます。

その前に、どんなラインの帽子にしたいか考えます。

帽子の型(シルエット)は大きく分けて2つ

  • トップが平らでサイドは増し目なしの円柱型
  • トップからサイドの間に丸みを加え頭に沿いやすくした型

1.トップからサイドに丸みを持たせない円柱型

トップは普通の円編みで平に作り、サイドは増し目なしで編んでいくもの。

固いもので作れば円柱なのですが、毛糸で作ると角も出来づらいです。頭周り目数が70目くらいまでなど、目数の少ない場合はこちらでもいいでしょう。

2.トップからサイドの間に丸みを加え頭に沿いやすくした型

円編みで平らに編み始めたトップから、まっすぐ編みのサイドの間に、調整した段を1~3段挟むことによって、帽子らしい頭に沿った丸みのある型になります。

月齢が大きい赤ちゃんの場合で、編み手の目がキツい場合など、頭周りの目数がある程度ある場合はこちらの方がいいでしょう。

丸みを入れる段数の目安

好みにもよりますが、頭周りの目数から推測すると、丸みを入れる段数の目安はこれくらいかな?と思います。

頭周りの目数 クラウンの型
~70目 円柱でもいける
70~85目 1段
85~100目 2段
100目~ 3段

私は、頭周り72目なので1段でいいでしょう。

O子さんは、頭周り86目なので2段にした方がよいですね。

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3.円編みを何段、何目で編むか決める

基本の円編みルール(法則)を理解して、何段、何目で編むか決めます。

1ピッチ(1柄)を理解する

円編みは同じ編み図(1ピッチ)を放射線状に繰り返す事で出来ています。円編みの法則を詳しく知りたい場合は別ページへ

基本1ピッチ1段目の目数は1目です。

こちらの図をピッチ数分繰り返すことで円になります。

立ち上がりの1目めだけは鎖編みになるので、1ピッチ目だけ長編みの数は変わりますが、2ピッチ目以降は全部同じです。

自分のピッチを確認

糸の性質によって、また編み手の目のキツさによって、ピッチ数は変わってくるのですが、今回のウールやウール混のストレートヤーンの場合、長編みですと14~16ピッチで平らになります。

はじめて編む方など、自分の目の詰まり具合がわからない方は15~16ピッチで編んでみて下さい。

目のつまり具合 目がゆるめの人 普通の人 目がきつめの人
ピッチ(繰返し数) 13~14ピッチ 15~16ピッチ 16~17ピッチ
円の1段目の目数 13~14目 15~16目 16~17目

 

トップの円編みの外回り目数を決める

最終的な頭周りの目数から、調整算数に合わせた目数をマイナスします。

頭周り目数 ー 次の計算で減らす目

頭周り目数(目安) 次の計算で減らす目
~70目 0目
70~85目 7目
85~100目 7~15目
100目以上 15~23目

頭周り72目で上げたい私は、72目-7目=68目、72目-15目=57目ですので、トップの円編みの平ら部分の円周は57~68目(=Aとする)くらいで編むようにします。

頭周り86目で上げたいO子さんは、86目-7目=79目、86目-15目=71目ですので、トップの円編みの平ら部分の円周は71~79目(=Aとする)くらいで編むようにします。

トップの円編みの段数を決める

円柱で編む人

Aに出来るだけ近く、尚且つ小さい数字を、下の表の自分のピッチの中から探します。

丸み調整を入れる人

Aに出来るだけ近い数字を、下の表の自分のピッチの中から探します。

各ピッチの段数ごとの目数

目が普通~緩めの私は、Aが57~68目が、全ピッチに当てはまる数字がありました。

目がキツめのO子さんは、Aが71~79目が、13ピッチの78目と、15ピッチの75目しかありませんでした。

6 78 84 90 96 102
5 65 70 75 80 85
4 52 56 60 64 68
3 39 42 45 48 51
2 26 28 30 32 34
1 13 14 15 16 17
段数 13
ピッチ
14
ピッチ
15
ピッチ
16
ピッチ
17
ピッチ

私は15ピッチの60目(=以下Bとします)で4段編むことにします。

O子さんは編み手がきつく、13ピッチだと外周が足りなくなってしまうので、15ピッチの75目(=以下Bとします)で5段編むことにします。

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4.トップの平ら部分を編みます

二人とも15ピッチでしたので、同じく15目でスタートします。

この編み図を15回繰り返します。図は6段になっていますが、ご自分の段数までで編んで下さい。

私は1段ごとに15目増しながら4段編みます。

O子さんは1段ごとに15目増しながら5段編みます。

注意点

細編みと違い、長編みなどの立ち上がりの目は1目として数えるので、1ピッチ目だけは長編みを編む目数が違うという点を注意して下さい。(中長編みも同様)

特に2段めは全目が増し目で、前段1目に対して2目ずつ入れていきますが、2目めの長編みは引き抜いた目の根本に1目だけ編み入れます。

増し目でない3段目以降は、平編み時の長編みと同じように、次の目から編み入れていきます。

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5.トップからサイドにかけての丸みのところを編みます

その次の段からは、増し目で調整を挟んで最終的に頭周り寸法の目数になるように編みます。

何目増すか決める

増す目の数(C)を出す

頭周り目数 - B(ここまで編んだ平らの円編みの外周目数) = C(増す目数)

私の場合Cは72目ー60目=12目

O子さんの場合Cは86目ー75目=11目

何段で分けて増すか決める

Cは9目までなら1段で、10目以上あるのなら2~3段で分ける。
今回は二人共10目以上でしたので2段に分けます。だいたい、以下の範囲になっていればOKです。
頭周り目数(目安) クラウンの型
~70目 円柱
60~80目 1段で調整
70~100目 2段で調整
100目以上 3段で調整

このときの各段への目数の振り分け方ですが、2段や3段で割ったら6だったなど、1段当たりが8目以下になってしまう場合は、早い段(先の段)で8目キープして、次の段は少なくてOKです。最初の段≧次の段≧その次の段として下さい。

例 10目(8目+2目)

例 14目(8目+4目)

例  23目(8目+8目+7目)

私の場合は12目を2段(5段目、6段目)で増していき、7段目から最後まで72目でまっすぐ編みます。

具体的には、72目-60目=12目なので、8目と4目に分けて増していきます。

4段目  60目

5段目  (+8目)68目(7.5目ごとに1回増す)

6段目  (+4目)72目(17目ごとに1回増す)

7段目~ (+0目)72目

O子さんの場合は11目を2段(6段目、7段目)で増していき、8段目から最後まで86目でまっすぐ編みます。

具体的には、86目-75目=11目で、8目と3目に分けて増していきます。

5段目  75目

6段目  (+8目)83目(9.4目ごとに1回増す)

7段目  (+3目)86目(27.7目ごとに1回増す)

8段目~ (+0目)86目

Cについてポイント

・本当は7~8目が理想
・9目までなら1段で増していく
・10目以上あるのなら2~3段で分ける
・振り分けたときに8目以下なら、先の段は8目をキープ
・振り分けたときは、最初の段≧次の段≧その次の段

円周を確認してみる

調整し終わった段で、直径を測ってみて下さい。

下の一覧に当てはめて、上がり目標の頭周り寸法と近い数字なら大丈夫そうです。

直径 cm 円周 cm
9 28.3
9.5 29.8
10 31.4
10.5 33.0
11 34.5
11.5 36.1
12 37.7
12.5 39.3
13 40.8
13.5 42.4
14 44.0
14.5 45.5
15 47.1
15.5 48.7
16 50.2
16.5 51.8
17 53.4
17.5 55.0
18 56.5
18.5 58.1
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6.側面は減増し無しでまっすぐ編みます

次の段からは側面なのであとは増し目なしで、帽子の深さの分だけ真っ直ぐ編むだけです。

ベビー帽子の深さは何センチまで編む?

赤ちゃんに合わせて寸法確認しながら編むのがベストですが、そうもいかない場合は口をロールタイプにした方が調整出来ていいですよね。

好き好きがありますし、赤ちゃんの頭の形にもよりますが、これくらいのバランスが多かったです。

赤ちゃん帽子の丈(ロール伸ばした状態)目安

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まとめ

かぎ針編みの長編みで編むベビー用の帽子の編み目数の出し方をまとめました。

ちょっと分かりづらいですよね。いつか動画をアップできたら・・・と思っています。

ベビー帽子の編み方をまとめましたので、よろしかったら参考にして下さい。

 

 

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